日々迷走

草なぎ剛でSMAPにおちた、ある社会人の日常

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たった24時間の滞在でしたが、東京行ってまいりました。
それにしても、これで私の舞台は終わっちゃったのか‥と思うと、なんとも切ないし残念です。
しばらくは舞台を思い出して余韻に浸れ‥‥るといいなぁ(苦笑)←既に無理なのが目に見えて仕事が立て込‥。

劇場は、世田谷パブリックシアター。
今回は2・3階席まであって、広いんだなと思って劇場に入ったんですが‥‥‥狭い?
座席的に、前回のような舞台に近すぎてちょっと引くような‥そんな感覚ではなかったけれど、「すぐそこ」感覚は一緒かな。(私は1階10列目あたりでしたが)おそらくどの席でもよく見えるはず。
演者さんが舞台の手前に出てきて、ピンスポなんかあたろうものなら、ハッキリクッキリ表情まで。
ま、そのときの草なぎさんの美しさったら、なんて言っていいのか。綺麗でうっとり‥‥。


以下、ネタバレもしつつ‥‥親切じゃないあくまで私の感想&覚書。‥‥長いよ。
最初にお断りしておくと。
今回の舞台は、時代もの(‥と言うのかわかりませんが)そして忠太郎のようなキャラクタへの馴染みが薄いせいか。それとも草なぎさんの中で消化しきれてないのか。
(おそらく前者だとは思いますが)忠太郎のセリフ回しというかー‥‥中々しっくりこなくて、それがネックになったかもしれません。用語はわかるものも多く、事前にチェックしといた方が‥とアドバイス頂いたので目を通しておいたのですがね。
なので、今回は最後まで草なぎさんについてはハッキリと表せるような感想って、実はないかも(苦笑)

そして、最初から順を追って‥と思っていたのですが、いざ書いてみると結局最後の場面に全てが集約されてしまったようで。
流れとしては、序幕第―場・第二場・第三場。さらに大詰第一場・第二場・第三場。
その大詰第三場に関して。

舞台・土手に佇む忠太郎。
そこへ、忠太郎の行方を捜すおはまとお登世の「忠太郎!」と呼ぶ声が聞こえる。
それまでも十分大竹さんの凄さは感じてましたが、おはまのその声だけで泣ける‥‥これにはちょっと怖いぐらい。
勿論その前におはまと忠太郎のやりとりがあってのことなので、見てる側に感情移入しやすかったんでしょうけれど。
にしても、顔も当然姿も見えない‘声だけ’にあれほどすべての感情が表せるかと。
ふたりが土手にたどり着く前に、忠太郎は端の木陰に隠れてしまうのですが。
お登世の呼ぶ「忠太郎兄さん」という声に、忠太郎は出て行くでもなく俯いて耐え。
その次に、おはまが呼ぶ「忠太郎」という声にも、やはり出て行くことはない‥けれどこの時は顔上げてた気がするんですよね‥。(その辺りちょっと記憶が飛んでいるので曖昧なんですが)
呼べども呼べども、姿の見当たらない忠太郎に対するその後のおはまの絶叫が、身震いするほどよかったんですよ。

結局忠太郎はふたりの前に出ることなく、ふたりが去った後に木陰から出てくるのですが。
その後のセリフが、今回の舞台で一番好きなセリフかな。
「いやだ。誰が会ってやるものか。」
「こうやって瞼を合わせれば、逢わねぇ昔のおっかさんの面影が出て来るんだ」
この一つ前の場面(水熊の座敷でおはまに息子だと訴えるも、聞き入れられずに去るとき)でも、瞼の~云々言ってるんですね。
瞼をあわせれば絵に描くように見えていた母親を、わざわざ消してしまった、と。
母親に裏切られたといってもいい場面で、逢わないままでいればよかったと後悔のこもったものだと思うのですが。
一旦拒絶していながら、結局は追いかけてきたおはまを目の当りにして、その消した母親の姿をもう一度瞼の裏に見つけたんだろうなぁ。
都合がいい母親と思っただろうし、それでも来てくれたことはやっぱり嬉しかっただろうし、自分が描いていた母親の姿が見れたんだろうと思うわけです。
‘逢わねぇ昔の’‥と言いながら、たぶんこれからの忠太郎が思い出すのは土手で絶叫するおはまじゃないのか。わざわざそう言ってしまうのは、さもなくば戻ってしまいそうな自分を抑えられなかったんじゃないかと。

というのも、最後の最後。
忠太郎を背後から襲う金五郎に対して、親は?子は?と尋ね、金五郎が無いと答えるや否やばっさりと斬り捨てるんですね。
本当におはまに失望をしたのなら、そんなことを聞かずとも斬ればよかった。例えこれまでと変わってしまったことを後悔をしようとも。
でもその親と子の関係は、どうしても忠太郎の中で引っかかる部分であって。
ただし、おはまとお登世のことを考えると戻れない、退路を断つために斬るしかない。
ということなのかな‥なんて。
ええ、乏しい私の読解力なんてこんなものですが(笑)

今回斬った後に、鞘にしまう刀を落してしまうんですが、本来はスッと納めるシーンなのかな?‥おそらくミスなんでしょう。
でも、その落した刀が忠太郎の乱れる心を草なぎさんが制御できなかったのだとしたら、あれでよかったと私は思いました。大体、元々そういうシーンなのかと納得しかけたぐらい、その演技一部始終破綻なく見れましたんで。
今回の、草なぎさんが演じた部分で一番好きなところかな。

あとは、水熊の屋敷にて、奥をうかがおうと戸に寄り添う後姿が印象に残っています。

大竹さんは上にも書いたとおり、凄い凄いと聞いていたけれど、想像以上でしたし。
高橋克美さん、格好よかったな~。篠井さんは老婆役の方がよかったな~。(二役)
夜鷹役の神野さんも、舞台に出てきたときは後ろ姿だけだったんですが、その姿がすでになんか違う~凄いな~って圧倒されてしまいました。
そして、名前と顔が一致してなくて、後でパンフレットを見て失敗したー!!と思ったのが、金五郎役の高橋長英さん。
パンフレットに、えりさんから『若々しさを出して』と言われたそうですが、見ている間30~40くらいの役者さんがやっているものだと思ってたんですよね、私(笑)
凄かったな‥‥ホント。

演目云々を除いたところでは、舞台装置の転換が見れて面白かったです。

ホテルに戻ってパンフレットを見ていたら、稽古中の写真がたくさん載っていて、それを見ながらまた泣けるって、幸せなヤツだと思いました‥(笑)
この草なぎさんがパーフェクトなんです、ええホント。
今回はパンフレットと共に、長谷川さんの戯曲集も買ってきたので、またじっくり読もうと思います。チラッと見た限り、違う箇所があるんだよね‥多分(自信ない)


あー‥本当に終わっちゃったんだなー‥‥‥。
後はひたすら他所の感想を読むだけだなー‥‥。
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2008.05.18 21:49 | SMAP | トラックバック(-) | コメント(0) |












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